散歩

息子が言った。

「もう、ついてこなくて大丈夫。今日から一人で行く。」

自由登校の朝。いつも隣を歩いていた道を、今日は背中だけが遠ざかっていく。

ほっとするはずだった。自由になるはずだった。

なのに、ポカンと何かが抜けてしまっていた。

成長は嬉しい。でも、少し寂しい。

子育てをしなっかたら知らなかった感情だ。

私はまた一人に戻るのかな、と思った。

その寂しさが思ったより大きくて、自分で少し驚いた。

歩こう。とりあえず散歩に出た。

 

蕾のひるね、1ボミ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました